その後の 植木 事情
開院時にお祝いにいただいた「斑入り(ふいり)ベンジャミン」。 長い間 待合室に安らぎを与えてくれていましたが、徐々に葉っぱが落ちてしまい、約7年で引退。 その後 レンタルの植木屋さんに相談し色々な植物を置いてもらいましたが、もともと陽当たりの乏しいクリニックの待合。 なかなか環境に合うものがみつかりません。 植木屋さんに、日照不足解消のために1~2週間毎に入れ替えてもらいお日さんにあててもらってはどうかと素人的に伺ってみましたが、環境が頻回に変わるのはかえって負担になるので得策ではないとのこと。 想像以上に繊細なようです。 あらためて 初代 植木の「斑入り(ふいり)ベンジャミン」の逞しさを痛感します。
以前、テレビ もしくは ラジオでこんなことを聞いたことがあります。 自然に生えている雑草、雑木は、誰も水やりもしない劣悪な環境に関わらず逞しく育っていくのは、自分でお水のある方へ根を伸ばしていくからなのだと。 植木鉢で育ている植物は限られた人為的な環境の中で生きていかねばならないのでマメに世話をしなければ育つことができないとのこと。 なるほどね。 まるで培養室内の受精卵みたいで妙に親近感が湧きます。
現在までの待合室の植木の変遷
- 斑入り(ふいり)ベンジャミン (初代 待合室 植木)
- ベンジャミン
- エバーフレッシュ
- フィカスベンガレス
- グリーンジャック (「ジャックと豆の木」の木、原産地では40mくらいまで伸びるとか)
- メイプルリーフ (和名「楠の葉 楓」)
- シルクジャスミン
- ポストのタワー (現在)
さて、現役選手の「ポトスのタワー」。 年末年始はさらに気温・日照条件が悪くなると思い、休み中は 医療フロアのロビーに移動、休み明けに 待合室にお戻り。 なんとかこの冬を乗り切れますように。